7月6日は1ヶ月ぶりの休みが取れたのと台湾から瀅瀅さんが来日するということでお迎えを兼ねて成田空港へ行きました。
毎年成田空港は何回か足を運ぶんだけど,「航空科学博物館」は行きたい行きたいと思ってなかなか行くことができなかった場所でした。
さらに圏央道が成田空港まで直につながっているということであえて高速を飛ばしてみました。
新しい道を走るのは大変ワクワクするのですが,圏央道…トイレがなさすぎる!!
自分ちの最寄りの高速インターから休憩スポットまで70キロぐらい全く休憩するところが無くて漏れるかと思った…。
江戸崎パーキングエリアでやっとトイレ休憩。
高速道路のパーキングってなぜかトイレ前に大体燕が巣を作ってますね。
このパーキングを超えたら成田出口まではほとんど時間がかからないぐらい近かったです。
圏央道で成田空港に行きたい人は事前にトイレ行ってから行かないと辛い目にあいます。
航空科学博物館は成田空港から15分ほどのところにある
成田インターから一般道を走り,普段はまず旅行者が走ることがない成田空港の滑走路脇の道(もちろん一般道)を走り抜けて航空科学博物館へ向かいます。
正直ナビ無しでは難しいのかな?あんまり看板が出てなかったりするんですよね。
しかも最後に曲がる丁字路も看板が出て無くて,曲がった先にやっと看板がでてくるという不親切さ(笑)
坂を登っていくと駐車場と展示飛行機がたくさんあります。
駐車場に置かれる謎の埴輪。
歴史館もあったけど,こちらは時間がなくて立ち寄れませんでした。
修学旅行生とか団体客ようの施設のようですが実に昭和を感じる建物です。
航空科学博物館は建物に入る前に興奮度が上がる
まずは駐車場から一枚。
外には無料で様々な引退したヘリや飛行機の機体が保存されています。
一番下の飛行機わかります?「YS-11」国産飛行機1号で数年前まで現役で飛んでいた機体です。
何年も前にプロジェクトXでこの飛行機のことは知ったのだけど,ロマンを感じますねぇ。
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建物は管制塔風
記念に一枚。パシャ
大人は500円だけど,JAFの会員証を持っていると20%オフのサービスが受けられるので100円引きの400円で入れるんです。
持っている人は自販機で買わずに窓口で会員証を見せて入ろう。
パンフレットと入場シールを受け取って中に入ります。
有料体験展示がいくつかある
入場料を払えば自由に中をうろうろと見ることができるのだけど,それ以外に有料の体験展示があります。
今回は時間的にDC-8シュミレーターが100円で体験できるということでフライトシミュレーターにのってみることに。
機体はノースウエスト航空から譲り受けた本物らしく,実際のパイロットやCAたちが訓練で使っていたそうな。
入り口は当時としては最先端だったという自動ドアだが故障が多かったので手動で開け締めすることが多かったとボランティアの方が言っておりました。
機長,副機長,搭乗客と申込み順に入り口でカードが手渡されます。
えっと,機長と副機長は席が決まってますが,あとはご自由にお座りください。今日は成田空港を出発し,静岡空港に着陸し,八丈島を通って成田に戻ってくるというコース。一番景色のいいコースを飛んでもらいます。この機体は実際にパイロットが操縦訓練に使っていた本物なので操作を謝ると墜落します(笑)無事に帰ってきましょう
キャプテン!やめてください!!っていうのが流行語になったらしいですね…
冗談交じりにボランティアのおじさんの話をみんなで聞きます。
自分は副機長ということでタラップを上げたりするお仕事をしました。(なんの作業か全くわかってなかったけど)
時間にして20分ぐらいなのかな?時間はとにかくあっという間に過ぎた感じでした。
男ならこのワクワク感はんぱないっす!めっちゃ楽しいぞ
ジャンボジェットを知るコーナー
実際のボーイング747-400の胴体などを輪切りにした展示上があります。
うちのゆーぱんと比較してみると,ジャンボジェットのエンジンスロットル部がいかに大きいかがわかるでしょう。
輪切りにされた客室の様子。実際に下は貨物エリアで,上が乗客エリア。なかなか輪切りで見ることがないからわからないよね。
実際に客室も再現されており,昔のJALのファーストクラスの座席なんかも体験できます。
日頃絶対に座ることができないので実際に寝てみました(笑)
日頃はCAさんたちがご飯を用意してくれたり,飲み物を提供するためのものが入っているエリアで立ち入ることはほとんどないわけですが,じっくりとどんなものか見ることができます。
2Fへ上がると飛行機の歴史を知るコーナーへ。そしてゼロ戦も
自分はあまり歴史が詳しい方ではないんですが,ゼロ戦?らしきレプリカがあります。
以外に狭いなというのが感想だけど,世界に誇れる飛行機だったんですよね。
いろいろな展示みてるとあっという間に時間が過ぎ去ります。
3Fより上はレストランと管制塔の説明が
上へ上へと上り詰めるとレストランと管制塔があります。
時間的にレストランはしまってしまったけど,機内食をモチーフにしたランチなどもあります。
機内食って陸で食べられることはまず無いわけで雰囲気だけでもワクワクしますよね。
不具合発生時のマニュアル例なんかも掲示されています。
管制塔のいろいろなものを見るとついついパトレイバー the movie2の管制塔のシーンを思い出してしまいますねぇ(自分だけか)。
2011年にジャンボ機の実物展示を開始
時間がないのでサクッと上を周り,1階へおりました。
ジャンボ機の実物展示もあるということで外へでてみます。
おぉー!そびえ立つジャンボ機の実物!!
大きさ伝わるかな?
なかなか日頃こんな間近で見ることが無いエリア
車の収納エリアってこんなに大きいんですね。
宇宙食がここでも買えます。
入り口にはおみやげコーナーがあるんだけど,宇宙食も買えるんですね。
そう言えばつくばエクスポセンターにも売ってたなぁ…。
JAL飯で有名な「空でスカイ」のカップラーメンなども売ってます(笑)
成田空港からバスもでてるよ
という感じで2時間以上はたっぷりと時間を潰せる穴場スポットでした。
飛行機が飛ぶまでの間にかなり長い時間があるというひとやトランジットのために時間つぶしをどうしようなんて方は成田空港からバスがでているので実際に言ってみたらいいんじゃないかなと思います。
実際にこの博物館に来ていたのは半分以上が外国人観光客でした。
職員も英語でちゃんと対応できているし,日本人よりも外国人観光客スポットなのかもしれませんね。
そして,なんといってもめっちゃ近い距離で飛行機が着陸するのが見られます。
だから一眼レフ構えて写真撮っている人がかなり多い場所でした。
こんどはYS-11に乗ってみたいな~。
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